思慮浅薄
読み方
しりょ せんぱく意味
物事を深く考える力や配慮が足りず、考えが浅く軽々しいこと。先の結果や周囲への影響を十分に見通さず、場当たり的・短絡的に判断したり行動したりするさまをいう。人の性格・判断・発言・行動への批判として用いられる。由来
「思慮」は考えをめぐらすこと、「浅薄」は知識・考えが浅く薄いことを表す漢語で、この二語を組み合わせた表現。特定の故事成語ではなく、成立年は不詳。漢籍由来の語彙を背景に、日本では近世から近代(江戸末期〜明治期ごろ)以降の文章語・評論語として定着したと考えられる。備考
強い批判を含む硬い表現。本人に直接使うと失礼になりやすい。文章語・評論調で、人柄より判断や言動を戒める文脈で使われることが多い。例文
- その場の感情だけで退職を決めるのは、いかにも思慮浅薄な判断だ。
- 彼の思慮浅薄な発言が、取引先との信頼関係を損ねてしまった。
- SNSで確認もせずに情報を拡散するのは、思慮浅薄と言わざるを得ない。
- 若いころの私は思慮浅薄で、相手の立場を考えずに物を言っていた。
- 会社の将来を左右する計画を、思慮浅薄な思いつきで進めてはならない。
類義語
- 軽率短慮
- 短慮軽率
- 軽挙妄動
- 浅慮短慮
- 軽佻浮薄
対義語
- 深謀遠慮
- 用意周到
- 熟慮断行
- 慎重居士
- 思慮分別