忠肝義胆
読み方
ちゅうかん ぎたん意味
真心から主君・国家・恩人などに忠義を尽くし、正義を重んじて恐れず行動しようとする強い心。私利私欲よりも忠誠や道義を優先する、まっすぐで勇敢な精神をいう。由来
「忠肝」は忠義に厚い心、「義胆」は正義を貫く勇気ある心の意。「肝」「胆」は中国古来、心の奥底や勇気を表す比喩として用いられた。特定の出典・成立年は未詳だが、漢籍的表現をもとに日本でも近世以降の漢文調・武士道的文脈で用いられた語とされる。備考
武士・志士・忠臣などをたたえる硬い表現。現代の日常会話では少なく、歴史物・演説・文章語で用いられやすい。例文
- 忠肝義胆の士として、彼は最後まで藩主を守り抜いた。
- 私利を顧みず仲間を救った彼の行動には、忠肝義胆の精神が表れている。
- その歴史小説は、忠肝義胆に生きた武将たちの姿を描いている。
- 組織への盲従ではなく、正義を伴う忠肝義胆こそが彼の信条だった。
- 忠肝義胆を掲げるだけでなく、困難な場面で実践できるかが問われる。
類義語
- 忠君愛国
- 精忠報国
- 尽忠報国
- 忠義一徹
- 義勇忠烈
対義語
- 不忠不義
- 乱臣賊子
- 背信棄義
- 忘恩負義