忘年之交
読み方
ぼうねん の まじわり意味
年齢や世代の差を意識せず、対等で親密に付き合うこと。年上・年下という立場にとらわれず、人格・才能・志などを認め合って結ばれる深い交友関係をいう。由来
中国の史書『南史』「何遜伝」に由来する。唐代の659年に成立した『南史』には、南朝梁の范雲が若い何遜の才能を高く評価し、年齢差を忘れて親しく交わったという故事が見える。原義は「年を忘れた交わり」。備考
「忘年会」とは無関係。年末の行事ではなく、年齢差を忘れるほど親しい交友を指す。文章語・改まった表現で、日常会話では「年の差を越えた友情」と言うことが多い。例文
- 大学時代の恩師とは、卒業後も忘年之交として酒を酌み交わしている。
- 年齢は二十歳も離れているが、二人は研究への情熱で結ばれた忘年之交だ。
- 若い起業家と老練な職人が互いを尊敬し、忘年之交を結んだ。
- 彼は部下を子ども扱いせず、一人の専門家として接したため、やがて忘年之交が生まれた。
- 忘年之交という言葉どおり、世代の違いを越えて語り合える友人は貴重だ。
類義語
- 忘年の交わり
- 忘年之契
- 忘年交
- 莫逆之友
- 管鮑之交
- 刎頸之交
対義語
- 犬猿之仲
- 不倶戴天
- 水火不容