心平気和
読み方
しんぺい きわ意味
心が平静で、気持ちが穏やかに和らいでいること。怒りや焦りに乱されず、落ち着いた態度で物事に向き合うさまを表す。人と議論したり、問題に対処したりするときの冷静で柔和な心境にもいう。由来
中国・北宋時代(11世紀)の儒学者、程頤が兄の程顥について記した「明道先生行状」に見える「先生、毎に与に事を論ずるに、心平気和なり」に由来するとされる。「心平」は心が平らかで乱れないこと、「気和」は気分や気配が穏やかに調和していることをいう。日本では漢籍由来の四字熟語として受容された。備考
文章語的でやや硬い表現。日常会話では「落ち着いて」「穏やかに」が自然な場合が多い。中国語でも現代的に広く使われる成語。例文
- 重要な交渉ほど、心平気和の態度で相手の話を聞くことが大切だ。
- 彼は厳しい批判を受けても、心平気和に説明を続けた。
- 感情的に反論するのではなく、まずは心平気和を保って事実を確認しよう。
- トラブルの現場で上司が心平気和でいてくれたので、部下たちも落ち着きを取り戻した。
- 家族で意見が分かれたときこそ、心平気和に話し合う姿勢が求められる。
類義語
- 平心静気
- 冷静沈着
- 泰然自若
- 心静か
- 穏やか
対義語
- 周章狼狽
- 右往左往
- 怒髪衝天
- 激昂
- 短気