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微言大義

読み方

びげん たいぎ

意味

ごく短い、または遠回しで目立たない言葉の中に、深く大きな道理・意義が含まれていること。特に、簡潔な表現に政治的・倫理的な判断や重要な教訓が込められている場合にいう。

由来

中国の儒学、とくに孔子が編んだとされる『春秋』の解釈に由来する語。『春秋』の簡潔な記述には褒貶や政治倫理上の大義が秘められているとする春秋学の考えから生まれた。語の要素は後漢初期(1世紀)成立の『漢書』芸文志に見える「微言」「大義」に関わるが、四字成語としての成立時期は不詳。

備考

日常会話ではまれで、古典・思想・評論など硬い文脈で使われる。単に「短い言葉」ではなく、深い道理や含意があることを強調する語。

例文

  • この社説は短いが、民主主義の危機を示す微言大義を含んでいる。
  • 師の最後の一言は、弟子たちにとって微言大義として長く心に残った。
  • 古典を読むには、表面の文意だけでなく微言大義をくみ取る姿勢が必要だ。
  • 彼の演説は派手ではないが、一語一句に微言大義がある。
  • 判決文の簡潔な表現の中に、社会への微言大義が読み取れる。

類義語

  • 言近旨遠
  • 意在言外
  • 含蓄深遠
  • 簡明深遠

対義語

  • 無意味無内容
  • 言辞空疎
  • 空理空論
  • 美辞麗句

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