徒労無益
読み方
とろう むえき意味
苦労して努力しても、何の成果も利益も得られないこと。時間や労力を費やしたのに目的が達成されず、結果として無駄に終わるさまを表す。由来
「徒労」は無駄な骨折り、「無益」は利益や効果がないことを意味する漢語で、同義の語を重ねて意味を強めた熟語。特定の古典出典や成立年は不詳。漢籍由来の語素を用いた表現として日本で定着し、近代以降の文章語で多く見られる。備考
文章語・改まった表現で、日常会話では「無駄骨」「骨折り損」のほうが自然な場合が多い。努力そのものより、成果が出なかった点を強調する。例文
- 何度も説得を試みたが、相手の考えは変わらず、すべて徒労無益に終わった。
- 準備不足のまま会議を重ねても、結論が出なければ徒労無益である。
- 壊れたデータを手作業で復元しようとしたが、結局は徒労無益だった。
- 証拠もなく犯人を捜し回るのは、徒労無益な努力になりかねない。
- 方針が定まらないまま作業を進めても、徒労無益に終わる可能性が高い。
類義語
- 骨折り損
- 無駄骨
- 徒労無功
- 労多くして功少なし
- 水泡に帰す
対義語
- 一挙両得
- 努力奏功
- 功成名遂
- 有益有効