形影不離
読み方
けいえい ふり意味
形とその影が決して離れないように、二人の関係が非常に親密で、いつも一緒にいること。友人・夫婦・主従など、深い結びつきや行動を共にする様子を表す。由来
「形」は物の姿、「影」はその姿に従って生じる影を指し、形と影が離れないことを人間関係にたとえた語。中国古典に見られる形影の比喩に基づく漢語だが、「形影不離」としての明確な初出年・出典は未詳。日本では近世以降の漢文訓読・漢語表現を通じて定着したと考えられる。備考
主に人間関係の親密さを表す硬めの表現。単なる同行より、強い結びつき・常に共にいる印象を伴う。良い意味で使うことが多い。例文
- 幼なじみの二人は、学校でも放課後でも形影不離の仲だった。
- 社長と秘書は長年にわたり形影不離で、互いの考えをよく理解している。
- あの夫婦は旅行にも買い物にも必ず一緒に行く、まさに形影不離だ。
- 彼は新人時代から先輩に付き従い、形影不離の関係を築いた。
- 兄弟は性格こそ違うが、困ったときにはいつも助け合う形影不離の存在である。
類義語
- 形影相随
- 寸歩不離
- 一心同体
- 比翼連理
- 影の形に添うがごとし
対義語
- 疎遠
- 離別
- 離合集散
- 別離離散
- 同床異夢