廃藩置県
読み方
はいはん ちけん意味
明治政府が全国の藩を廃止し、代わりに府県を置いた政治改革。江戸時代以来の大名による藩支配を終わらせ、政府が地方を直接統治する中央集権国家を作るための重要な政策を指す。由来
明治4年(1871年)7月14日、明治政府が太政官布告によって実施した政策名に由来する。「藩を廃する」ことと「県を置く」ことを合わせた語で、版籍奉還後も残っていた藩体制を解体し、全国を府県に再編した。備考
故事成語というより歴史用語として使われる四字熟語。日本史、とくに明治維新・近代国家形成の文脈で頻出する。例文
- 廃藩置県によって、大名は藩主としての地位を失い、知藩事も廃止された。
- 日本史の授業で、廃藩置県は明治維新後の中央集権化を進めた政策として学ぶ。
- 廃藩置県の実施により、旧藩の領地は政府が任命する府知事・県令の管轄となった。
- 彼は卒業論文で、廃藩置県が地方社会に与えた影響を研究している。
- 版籍奉還だけでは不十分だったため、政府はさらに廃藩置県を断行した。
類義語
- 藩制廃止
- 府県設置
- 府県制への移行
- 中央集権化
対義語
- 封建割拠
- 藩政維持
- 地方分権