屍山血河
読み方
しざん けつが意味
死体が山のように積み重なり、血が川のように流れるほどの、戦場や虐殺の凄惨なありさまをいう。多くの死傷者が出た激しい戦闘・大惨事を、非常に強い表現で描写する語。由来
「屍の山」と「血の河」を並べた漢語的表現で、中国古典に見える「屍山血海」「尸山血海」と同趣の比喩に由来すると考えられる。日本での初出・成立年は未詳だが、近世以降の軍記物・講談・歴史叙述などで、戦場の惨状を表す語として用いられてきた。備考
非常に凄惨で重い表現。日常の軽い失敗や混雑には通常用いず、戦争・虐殺・大規模な流血を描く文章語として使われる。例文
- 激戦の末、城下は屍山血河の惨状を呈した。
- その内戦は、わずか数か月で国土を屍山血河の地に変えてしまった。
- 古い軍記には、合戦後の河原が屍山血河となった様子が生々しく描かれている。
- 指揮官は、屍山血河の戦場を二度と繰り返してはならないと語った。
- 映画の終盤では、英雄譚の華やかさではなく、屍山血河の現実が観客に突きつけられる。
類義語
- 血河屍山
- 屍山血海
- 血海屍山
- 阿鼻叫喚
- 修羅場
対義語
- 天下泰平
- 太平無事
- 平穏無事
- 安寧秩序