専売特許
読み方
せんばい とっきょ意味
本来は、特定の発明や商品を独占的に製造・販売できる法的な権利のこと。転じて、ある人・団体だけが特に得意とし、他者にはまねしにくい技能・方法・分野を指す。「お家芸」「十八番」に近い意味で使われる。由来
明治18年(1885年)に日本で公布された「専売特許条例」に由来する語。「専売」は独占的に売ること、「特許」は特別に許可された権利を意味し、当時は現在の「特許権」に近い法的概念を表した。のちに一般語として、独自の得意分野を表す比喩表現になった。備考
現代では法的な意味より、「その人・組織ならではの得意技」という比喩用法が一般的。やや古風だが新聞・評論・ビジネス文脈でも使われる。例文
- 細かいデータを読み解いて戦略に落とし込むのは、彼女の専売特許だ。
- 土壇場で場を和ませる冗談は、あの司会者の専売特許と言える。
- 低価格で高品質な商品を出すことは、この会社の専売特許だった。
- 緻密な伏線を張って最後に回収する作風は、その作家の専売特許である。
- 速攻から一気に得点する形は、わがチームの専売特許として知られている。
類義語
- 十八番
- お家芸
- 得意技
- 特技
- 得手
- 本領
- 得意分野
対義語
- 不得手
- 苦手
- 弱点
- 不得意
- 共有財産