寡聞少見
読み方
かぶん しょうけん意味
見聞が少なく、知識や経験が乏しいこと。世の中の事情や学問・情報に通じていないさまをいう。多くは自分の知識不足をへりくだって述べる謙遜表現として用いられる。由来
特定の初出や成立年は不詳。中国古典に見える「寡聞」(聞くことが少なく知識が狭い意。『礼記』学記の「孤陋而寡聞」など、前漢頃までに編纂)と、「少見」(見ることが少ない)を組み合わせた漢語表現として成立したと考えられる。備考
硬い漢語で、日常会話より文章・挨拶・改まった発言に多い。自分に対して使えば謙遜になるが、他人に使うと失礼に響きやすい。例文
- 寡聞少見にして、その分野の最新研究については詳しく存じません。
- 私の寡聞少見を恥じるばかりだが、その作家の名を今日初めて聞いた。
- 寡聞少見の身ではありますが、会議で気づいた点を一つ申し上げます。
- 彼は寡聞少見を装っているが、実際には古典にも現代思想にも通じている。
- 寡聞少見ゆえに誤解していたが、現地で話を聞いて認識が改まった。
類義語
- 寡聞浅学
- 孤陋寡聞
- 浅学非才
- 浅学菲才
- 見識不足
対義語
- 博聞強記
- 博学多識
- 多聞博識
- 見聞広博
- 博覧強記