寒木春華
読み方
かんぼく しゅんか意味
冬の寒さに耐えていた木が、春になると美しい花を咲かせること。転じて、長い苦労や不遇の時期を経たのちに、才能や努力が実を結び、華やかな成果が現れることのたとえ。由来
「寒木」は寒中の木、「春華」は春に咲く花を表す漢語で、冬を耐えた木が春に花開く自然の姿を人生や努力に重ねた成語。中国古典に由来する表現とされるが、明確な初出文献・成立年代は未詳。備考
日常会話ではあまり使われない文学的・格調高い表現。苦労の末の成功を前向きに述べる場面に適する。例文
- 無名時代が長かった彼の受賞は、まさに寒木春華というべき出来事だった。
- 十年に及ぶ研究の成果がようやく認められ、教授は寒木春華の思いで会見に臨んだ。
- 会社は倒産寸前まで追い込まれたが、新製品の成功で寒木春華の春を迎えた。
- けがに苦しんだ選手が復帰戦で優勝し、ファンは寒木春華の姿に胸を打たれた。
- 若いころの苦労を忘れず、寒木春華のように咲いた今も彼女は謙虚であり続けている。
類義語
- 枯木逢春
- 苦尽甘来
- 大器晩成
- 起死回生
対義語
- 盛者必衰
- 栄枯盛衰
- 枯木寒巌