宵衣旰食
読み方
しょうい かんしょく意味
夜明け前から衣服を着て政務に就き、日が暮れてからようやく食事をすること。君主や為政者が、休む間も惜しんで政治や職務に励むさまを表す。転じて、責任ある立場の人が非常に勤勉に働くこと。由来
中国の故事成語に由来する。語は「宵に衣し、旰れて食す」、すなわち夜明け前に衣を着け、日暮れ後に食事をする意。出典としては五代後晋の劉昫らが945年に編纂した史書『旧唐書』劉蕡伝の「宵衣旰食」が挙げられる。唐代以前から為政者の勤勉をたたえる表現として用いられた。備考
古風で硬い表現。主に君主・政治家・指導者の勤勉をたたえる文脈で使う。日常会話ではあまり用いず、文章語・歴史叙述向き。例文
- 新首相は財政再建のため、まさに宵衣旰食の覚悟で政務に当たると述べた。
- 藩主は飢饉に苦しむ領民を救うため、宵衣旰食して救済策を練ったという。
- 社長は創業期、資金繰りから営業まで宵衣旰食の日々を送った。
- 市長の宵衣旰食の努力により、長年停滞していた復興計画が動き出した。
- ただ長時間働くだけでなく、民のために心を尽くす姿勢こそ宵衣旰食と呼ぶにふさわしい。
類義語
- 旰食宵衣
- 日昃之労
- 精励恪勤
- 勤倹力行
- 夙夜精励
対義語
- 無為徒食
- 尸位素餐
- 怠惰懶惰
- 遊惰放逸