宣戦布告
読み方
せんせん ふこく意味
相手国に対して、戦争を開始する意思を正式に告げ知らせること。国際法上の手続きとしての開戦通告を指すほか、比喩的に、競争相手や敵対する相手に対して強い対決姿勢を公然と示すことにも使われる。由来
「宣戦」は戦争開始の意思を宣言すること、「布告」は広く公に告げることを意味する漢語。近代国際法の概念を表す語として明治期(19世紀後半)に日本で定着した。1907年のハーグ開戦条約により、開戦前の通告・最後通牒が国際法上重視されるようになった。備考
本来は国際法・軍事に関わる重い語だが、現代ではビジネス・スポーツ・政治的対立などで比喩的にも使う。軽い冗談で使うと大げさに響くことがある。例文
- 政府は隣国に対して宣戦布告を行い、国内外に緊張が走った。
- 首相の強硬な演説は、事実上の宣戦布告と受け止められた。
- 新商品の大胆な価格設定は、業界最大手への宣戦布告だった。
- 彼の挑発的な発言は、ライバルチームに対する宣戦布告に等しい。
- 平和を願う市民たちは、宣戦布告に反対するデモを各地で行った。
類義語
- 開戦通告
- 宣戦
- 戦争宣言
- 開戦宣言
対義語
- 講和
- 停戦
- 休戦
- 和平
- 和平交渉
- 講和条約