実力伯仲
読み方
じつりょく はくちゅう意味
互いの実力がほぼ同じで、優劣をつけにくいこと。競技・試験・選考・商談などで、複数の人や組織の能力、成績、勢いが拮抗している状態をいう。由来
「伯仲」は中国由来の語で、「伯」は長兄、「仲」は次兄を指し、兄弟の年齢差が近いことから転じて、二者の優劣がつけにくい意になった。語源の成立年代は不詳だが、中国古典に基づく漢語として日本でも近世以前から用いられ、「実力」を添えた「実力伯仲」は近現代に広まった表現と考えられる。備考
スポーツや選考など競争場面でよく使う。単なる「仲がよい」という意味ではない。「伯仲」だけでも同様の意味を表せる。例文
- 今年の決勝は実力伯仲で、最後の一点まで勝敗が分からなかった。
- 二人の候補者は実力伯仲なので、面接での受け答えが採否を左右しそうだ。
- 両チームは実力伯仲だが、経験の差でわずかに相手が有利かもしれない。
- 今回のコンペは各社が実力伯仲で、審査員の意見も大きく分かれた。
- 実力伯仲のライバルがいるからこそ、彼は毎日練習に打ち込んでいる。
類義語
- 互角
- 五分五分
- 勢均力敵
- 伯仲之間
- 力量伯仲
- 旗鼓相当
対義語
- 雲泥之差
- 天地懸隔
- 大差歴然
- 実力懸隔