宇宙万物
読み方
うちゅう ばんぶつ意味
宇宙に存在するすべてのもの、あらゆる事物や現象を指す語。人間・動植物・星や自然現象など、個別の存在を超えて、この世界全体を包括的にいうときに用いる。由来
中国古典語に由来する漢語表現。「宇宙」は古代中国で天地四方と過去未来を含む世界全体を表す語で、『淮南子』(前漢、紀元前2世紀ごろ)などに用例が見られる。「万物」も先秦時代から老荘思想・儒家文献で「すべての存在」を意味した。日本での定着時期は厳密には不明だが、漢籍受容を通じて古代〜中世以降に広く用いられるようになった。備考
日常会話よりも哲学・宗教・思想・文学的な文脈で使われやすい。類語の「森羅万象」よりやや説明的で、世界全体を抽象的に述べる語。例文
- 古代の哲学者たちは、宇宙万物の成り立ちを説明しようとした。
- この絵には、宇宙万物が互いに結びついているという思想が込められている。
- 科学は、宇宙万物を支配する法則を少しずつ明らかにしてきた。
- 彼は山川草木にも命が宿ると考え、宇宙万物への畏敬の念を抱いていた。
- 宇宙万物は常に変化し、一瞬たりとも同じ姿ではない。
類義語
- 森羅万象
- 天地万物
- 一切万物
- 万有
- 万象
対義語
- 一部
- 局部
- 一事一物