嬉笑怒罵
読み方
きしょう どば意味
喜んで戯れ笑ったり、怒ってののしったりすること。転じて、喜び・笑い・怒り・罵倒などの感情をそのまま表に出すこと、またはそうした率直で奔放な表現をいう。由来
中国・北宋時代(11〜12世紀初頭)の文人・黄庭堅が蘇軾を評した「嬉笑怒罵、皆文章を成す」という句に由来するとされる。蘇軾の文章は、笑いも怒りも罵りもすべて優れた表現になる、という称賛から広まった語。備考
文章・評論・話芸などの奔放な表現を評価する文脈でよく使う。単なる悪口や感情的な罵倒だけを指す語ではない点に注意。例文
- 彼の随筆は、嬉笑怒罵の筆致で世相を鋭く描き出している。
- 会議では嬉笑怒罵が飛び交い、予定時間を大幅に過ぎてしまった。
- その評論家は嬉笑怒罵を交えながらも、問題の本質を的確に突いていた。
- SNSでは嬉笑怒罵の反応があふれ、発表直後から大きな話題になった。
- 師匠の話芸は嬉笑怒罵すべてが芸になり、聞く者を飽きさせない。
類義語
- 喜怒哀楽
- 直情径行
- 感情吐露
- 笑罵
対義語
- 沈着冷静
- 泰然自若
- 平静沈着
- 無表情