威風凛然
読み方
いふう りんぜん意味
威厳や気品があり、周囲を圧するほど堂々としているさま。人の態度・姿、建物や自然の景観などが、きりっと引き締まって厳かに見える様子を表す。由来
「威風」は人を恐れ入らせるような立派な勢い、「凛然」は寒気を感じるほど引き締まり、厳かであるさまを表す漢語。特定の故事に基づく語ではなく、初出年は未詳。近世から明治期以降の漢文訓読調・文学的表現の中で定着したとみられる。備考
硬く文語的な表現で、改まった文章や描写に向く。「威風堂々」よりも、きりっとした厳かさ・緊張感を強く含む。例文
- 式典に現れた隊長は、威風凛然として参列者の前に立った。
- 山頂にそびえる城跡は、夕焼けの中で威風凛然たる姿を見せていた。
- 彼女は新人とは思えないほど、威風凛然とした態度で記者会見に臨んだ。
- 決勝戦の入場行進で、選手たちは威風凛然とグラウンドに進み出た。
- 老将は多くを語らなかったが、その立ち姿はまさに威風凛然としていた。
類義語
- 威風堂々
- 威風凛々
- 堂々たる
- 荘重
- 厳然
対義語
- 意気消沈
- 小心翼々
- 戦々恐々
- 卑屈
- 萎縮