威武不屈
読み方
いぶ ふくつ意味
権力・武力・威圧などの強い力を前にしても、恐れたりへつらったりせず、自分の信念や正義を守って屈しないこと。圧迫や脅しに負けない毅然とした態度を表す。由来
中国の古典『孟子』滕文公下に見える「富貴不能淫、貧賤不能移、威武不能屈、此之謂大丈夫」に由来する。「威武」は人をおどす権威や武力、「不屈」は屈しない意。孟子の活動期は戦国時代の紀元前4世紀ごろで、語の正確な成立年は不明。備考
硬い文章語で、演説・評論・歴史叙述などに用いられやすい。個人の気合よりも、権力や威圧に屈しない道義的態度を強調する語。例文
- 彼は不当な圧力を受けても、威武不屈の姿勢で証言を変えなかった。
- 独裁政権に対して威武不屈を貫いた記者たちは、国民から尊敬された。
- 会社からの強引な要求にも、彼女は威武不屈の精神で労働者の権利を訴えた。
- 歴史に名を残す改革者の多くは、権勢におもねらない威武不屈の人物だった。
- どれほど脅されても信念を曲げないその態度は、まさに威武不屈と呼ぶにふさわしい。
類義語
- 不撓不屈
- 堅忍不抜
- 志操堅固
- 独立不羈
- 剛毅不屈
対義語
- 唯々諾々
- 阿諛追従
- 付和雷同
- 卑屈迎合
- 長い物には巻かれろ