妙手回春
読み方
みょうしゅ かいしゅん意味
すぐれた医師や治療者が卓越した技術で重い病気を治し、衰えた命や健康を春が戻るようによみがえらせること。転じて、非常に巧みな手腕によって危機的な状況を立て直すことにも用いられる。由来
中国由来の成語。「妙手」は神業のように巧みな手、特に名医のすぐれた医術を指し、「回春」は春が戻る意から、病人が生気を取り戻すことをいう。特定の古典典拠や成立年は未詳だが、近世以降の中国で医師を称賛する語として広まり、日本にも漢語成句として受容された。備考
医師や治療効果を称賛する改まった表現。日常会話ではやや硬く、中国語圏でより一般的。比喩用法もあるが、医療文脈で使うのが最も自然。例文
- 重篤だった患者を救ったその医師の処置は、まさに妙手回春と評された。
- 祖父は名医の妙手回春によって、再び自分の足で歩けるまでに回復した。
- 新しい治療法が成功し、病院の掲示板には「妙手回春」の文字が掲げられた。
- 倒産寸前の会社を立て直した彼の経営手腕は、比喩的に妙手回春と言ってよい。
- 地域医療に尽くした先生の妙手回春をたたえ、多くの患者が感謝の言葉を寄せた。
類義語
- 起死回生
- 回生起死
- 医術精妙
- 名医神手
対義語
- 庸医殺人
- 医術拙劣
- 藪医者