天高気清
読み方
てんこう きせい意味
秋の空が高く澄みわたり、空気が清らかでさわやかなこと。転じて、よく晴れて気持ちのよい秋の気候や、清朗で澄んだ自然の趣を表す。由来
中国の漢詩文に見られる「天高く気清し」という表現に由来する成語。特定の初出・成立年は不詳だが、六朝から唐代(4〜9世紀ごろ)の詩文で好まれた、秋空の清明さを表す漢語的表現が日本にも伝わったものとされる。備考
主に秋の晴天をほめる硬めの表現。日常会話より、挨拶文・紀行文・俳句的な描写で使われやすい。例文
- 十月の朝、山頂に立つとまさに天高気清で、遠くの稜線までくっきり見えた。
- 天高気清の候、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
- 都会の喧騒を離れて訪れた高原は、天高気清という言葉がぴったりの爽快さだった。
- 運動会の日は天高気清の好天に恵まれ、子どもたちの声が青空に響いた。
- 俳句の会では、天高気清の秋景色を題材に、それぞれが一句を詠んだ。
類義語
- 秋高気爽
- 天高馬肥
- 秋晴爽快
- 清風明月
対義語
- 陰鬱低迷
- 曇天模様