大驚失色
読み方
たいきょう しっしょく意味
たいへん驚いて顔色を失うこと。予想外の出来事や恐ろしい知らせに動揺し、血の気が引いたり青ざめたりするほどの強い驚愕・狼狽を表す。由来
中国の成語「大驚失色」に由来する。「大驚」は大いに驚くこと、「失色」は恐怖や衝撃で血の気が引き、顔色を失うこと。明代の小説『三国志演義』(14世紀後半〜15世紀ごろ成立)などに用例が見られるが、日本での受容・定着時期は不詳。備考
文章語・やや硬い表現。日常会話では「びっくりして青ざめる」「仰天する」が自然。単なる驚きより、恐怖や狼狽で顔色が変わる含みが強い。例文
- 突然の訃報を聞き、彼は大驚失色した。
- 決算書に巨額の損失が記されていると知って、役員一同は大驚失色した。
- 穏やかな彼女も、部屋が荒らされているのを見て大驚失色した。
- 試験会場を間違えたと気づき、彼は大驚失色の面持ちで駅へ走った。
- 古文書から従来の説を覆す事実が判明し、研究者たちは大驚失色した。
類義語
- 周章狼狽
- 驚愕失色
- 顔面蒼白
- 茫然自失
- 魂飛魄散
対義語
- 泰然自若
- 冷静沈着
- 平然自若
- 神色自若