多事多忙
読み方
たじ たぼう意味
用事・事件・仕事など、処理すべきことが多く、非常に忙しいこと。「多事」は用件や出来事が多いこと、「多忙」は忙しいことを表し、公私を問わず予定や仕事に追われている状態をいう。由来
「多事」と「多忙」という二つの漢語を重ね、忙しさを強調した語。「多事」は中国古典にも見える語で、出来事や用件が多い意を持つ。「多忙」も漢語として用いられたが、四字熟語「多事多忙」としての特定の出典・初出年代は不詳。近世から近代以降の日本語文章語・挨拶表現の中で定着したと考えられる。備考
やや改まった表現で、ビジネス文書や挨拶文の「ご多事多忙の折」などに多い。相手に使う場合は配慮を示す丁寧な言い回しになる。例文
- 年度末は決算と人事異動が重なり、部長は多事多忙の日々を送っている。
- 多事多忙のところ恐縮ですが、資料のご確認をお願いいたします。
- 彼女は育児と仕事で多事多忙ながら、毎朝の読書を欠かさない。
- 新店舗の開業準備で多事多忙を極め、休日も打ち合わせが続いた。
- 多事多忙な時期ほど、体調管理と優先順位づけが大切だ。
類義語
- 多事多端
- 多忙
- 繁忙
- 東奔西走
- 忙殺
対義語
- 無事閑散
- 無事平穏
- 閑暇
- 悠々自適
- 余裕綽々