外寛内忌
読み方
がいかん ないき意味
表面上は寛大で人を受け入れるように見えるが、内心では人をねたみ、疑い、恨みを抱いていること。外づらは穏やかでも、本心は狭量で嫉妬深い人物や態度を批判していう語。由来
「外寛」は外面が寛大であること、「内忌」は内心で忌み嫌い、ねたむこと。中国の歴史書『三国志』蜀書・楊戯伝に、劉璋の人物評として見える「外寛内忌」に由来するとされる。『三国志』は西晋の陳寿が3世紀末ごろに編纂した書物で、正確な語の成立年は不詳。備考
日常会話ではあまり使われない硬い語。人物批評や文章語で用いられ、相手を強く非難する表現なので、直接本人に使うと角が立ちやすい。例文
- 彼は部下の提案を笑顔で受け入れるが、後で必ず足を引っ張るので、外寛内忌の人だと評されている。
- 外寛内忌の上司の下では、誰も本音で意見を言えなくなってしまう。
- 表向きは寛容なリーダーを装っていても、外寛内忌では組織の信頼は得られない。
- あの政治家は対立候補を称賛しながら、裏では中傷を流しており、まさに外寛内忌である。
- 友人の成功を祝うふりをして陰で悪口を言うような外寛内忌の態度は、いつか周囲に見抜かれる。
類義語
- 口蜜腹剣
- 笑裏蔵刀
- 面従腹背
- 表裏不同
- 外面如菩薩内心如夜叉
対義語
- 公明正大
- 公平無私
- 至公無私
- 内外一致
- 表裏一体