外剛内柔
読み方
がいごう ないじゅう意味
外見や態度は強く厳しそうに見えるが、内心はやさしく柔和であること。また、表面はしっかりして硬いが、内側は穏やかで柔らかい性質をもつこと。人柄・気質を評して使う。由来
「外剛」は外側が強く硬いこと、「内柔」は内側が柔らかいことを表す漢語の組み合わせ。剛柔を対にして物事や人の性質を述べる発想は『易経』など中国古典に見られるが、「外剛内柔」という成語としての成立時期・具体的出典は不明。日本では近世以降の漢語的表現として定着したと考えられる。備考
主に人の性格評に使う。褒め言葉として用いられることが多いが、「見た目ほど冷たい人ではない」という説明的な文脈でも使える。例文
- 部長は叱るときは厳しいが、部下の家庭の事情まで気にかける外剛内柔の人だ。
- 彼女は試合中こそ強気な表情を崩さないが、実は涙もろい外剛内柔な性格で知られている。
- 外剛内柔の父は、口数は少ないものの、家族への思いやりを行動で示してくれた。
- 新しい監督は外剛内柔で、練習には妥協しないが、選手の不安には丁寧に耳を傾ける。
- その小説の主人公は、荒々しい武人に見えて心根は優しい外剛内柔の人物として描かれている。
類義語
- 外剛内優
- 外厳内慈
- 剛毅木訥
対義語
- 外柔内剛
- 内剛外柔