外交辞令
読み方
がいこう じれい意味
もとは外交の場で相手国に失礼のないよう用いる儀礼的な言葉。転じて、相手を喜ばせたり場を円滑にしたりするために言う、必ずしも本心ではない褒め言葉・愛想のよい言葉を指す。由来
「外交」は幕末〜明治期に西洋の外交制度とともに定着した語で、「辞令」は任命文書や改まった言葉遣いを意味する語。近代の外交儀礼で用いる定型的な言葉を指す表現として明治期以降に広まったと考えられるが、初出年は不明。備考
日常会話では「本心かどうか疑わしい丁寧な褒め言葉」というやや冷めた含みで使われることが多い。相手の発言を指して使うと失礼になる場合がある。例文
- 「またぜひお会いしましょう」と言われたが、外交辞令かもしれないので期待しすぎないようにした。
- 彼の褒め言葉は外交辞令ではなく、本当に作品を評価しているようだった。
- 取引先の社長は、会議の冒頭で外交辞令を交えながら和やかな雰囲気を作った。
- 「いつでも遊びに来てください」という言葉を外交辞令と受け取る人もいる。
- 面接官の「素晴らしい経歴ですね」は外交辞令に聞こえたが、結果は合格だった。
類義語
- 社交辞令
- お世辞
- 儀礼的挨拶
- 建前
- リップサービス
- 美辞麗句
対義語
- 本音
- 直言
- 率直な物言い
- 誠心誠意