国威発揚
読み方
こくい はつよう意味
国家の威光・威信を高め、国内外に強く示すこと。国の力や栄誉を目立たせ、国民の誇りや対外的評価を高めようとする意味で用いられる。政治・外交・軍事・スポーツなどの文脈で使われることが多い。由来
「国威」は国家の威光・威信、「発揚」は奮い起こして外に表すことを意味する漢語。個々の語は漢籍に由来するが、「国威発揚」という四字熟語としての成立時期は不詳。日本では明治時代以降、近代国家形成や対外戦争、国際行事の文脈で広く用いられるようになった。備考
硬い政治・歴史語。国家主義・軍国主義・宣伝を連想させることがあり、現代では中立的説明より批判的文脈で使われる場合も多い。例文
- 政府は国際博覧会を国威発揚の好機と位置づけ、多額の予算を投じた。
- その時代の軍事パレードには、国威発揚を目的とする政治的な演出が多く見られた。
- オリンピックを単なる競技大会ではなく、国威発揚の場として利用する国もある。
- 彼の演説は国威発揚を強調するあまり、周辺諸国への配慮を欠いていると批判された。
- 近代化を急いだ政府は、鉄道や軍艦の建造を国威発揚の象徴として宣伝した。
類義語
- 国威宣揚
- 国威高揚
- 国家威信の向上
- 威信発揚
対義語
- 国威失墜
- 威信失墜
- 国力衰退
- 国家衰微