四海一家
読み方
しかい いっか意味
世界中の人々が、まるで一つの家族のように親しく結びついていること。また、天下がよく治まり、国や民族の隔たりを越えて平和で調和した状態にあることをいう。由来
「四海」は古代中国で四方の海に囲まれた天下、すなわち世界全体を指し、「一家」は一つの家族・家を意味する。戦国時代末期(紀元前3世紀ごろ)の中国思想書『荀子』などに見える、天下が一家のようにまとまるという発想に基づく表現で、日本には漢籍の受容を通じて伝わった。定着時期の詳細は不明。備考
格調高い漢語で、日常会話より演説・文章で使われる。世界平和や人類の連帯を説く文脈に合うが、やや理想主義的・標語的に響くこともある。例文
- 国境や文化の違いを越えて助け合う姿に、四海一家の理想を感じた。
- 災害支援に多くの国が協力し、四海一家という言葉を思い出させる光景となった。
- 彼は演説の中で、四海一家の精神による平和な国際社会の実現を訴えた。
- 留学生たちとの交流を通じて、四海一家は単なる理念ではないと実感した。
- 対立をあおるのではなく、四海一家の心で互いを尊重する姿勢が求められている。
類義語
- 天下一家
- 世界一家
- 四海同胞
- 人類皆兄弟
- 八紘一宇
対義語
- 四分五裂
- 群雄割拠
- 同床異夢
- 離合集散