善隣友好
読み方
ぜんりん ゆうこう意味
近隣の国・地域・人々と、互いに尊重し合い、争いを避けながら友好的な関係を保つこと。特に外交・国際関係で、隣国との平和的協力や交流を重視する姿勢をいう。由来
「善隣」は中国の古典『春秋左氏伝』隠公六年(紀元前8世紀の事を記す、成立は戦国時代ごろ)に見える「親仁善隣、国之宝也」に由来するとされる。「友好」と結びついた「善隣友好」は、近代以降、とくに20世紀の外交・国際交流の語として定着した。正確な成立年は不明。備考
主に外交・自治体交流・国際親善で用いられる硬い表現。政治的スローガンとして使われることもあり、文脈によっては理念的・建前的に響く場合がある。例文
- 両国は国境問題を対話で解決し、善隣友好の関係を築くことを確認した。
- 市は姉妹都市との交流事業を通じて、善隣友好の精神を次世代に伝えている。
- 歴史認識の違いがあっても、善隣友好を保つためには冷静な対話が欠かせない。
- 首脳会談では、経済協力と人的交流を柱に善隣友好を深める方針が示された。
- 地域の祭りに外国人住民も参加し、身近なところから善隣友好の輪が広がっている。
類義語
- 親善友好
- 善隣外交
- 友好関係
- 親密関係
- 国際親善
対義語
- 敵対関係
- 険悪関係
- 遠交近攻
- 排外主義