善始善終
読み方
ぜんし ぜんしゅう意味
物事の始め方がよく、終わり方もよいこと。また、最初の志や姿勢を保ったまま、最後まで責任をもって立派にやり遂げること。人生・仕事・事業・人間関係などで、始まりから締めくくりまで筋が通っているさまをいう。由来
中国・戦国時代の思想書『荘子』大宗師篇に見える「善夭善老、善始善終」に由来するとされる。『荘子』は紀元前4〜3世紀ごろに成立したと考えられ、物事や人生を自然に受けとめ、始めも終わりもよく全うする意を表した語。備考
やや硬い表現で、文章語・訓示・スピーチに向く。単に「終わりがよい」だけでなく、「始めも終わりもよい」「最後まで全うする」という含みがある。例文
- 新規事業を立ち上げるだけでなく、撤退の判断まで含めて善始善終を心がけたい。
- 彼は赴任初日から退任の日まで誠実に職務を果たし、まさに善始善終の人だった。
- プロジェクトは華々しく始まったが、最後まで品質を落とさず善始善終で終えることができた。
- 受験勉強は始めの意気込みだけでなく、試験当日まで継続してこそ善始善終と言える。
- 長年続けた店を閉じるにあたり、常連客への感謝を伝えて善始善終の締めくくりにした。
類義語
- 有終之美
- 初志貫徹
- 首尾一貫
- 終始一貫
- 徹頭徹尾
対義語
- 有始無終
- 竜頭蛇尾
- 中途半端
- 半途而廃