哀訴嘆願
読み方
あいそ たんがん意味
相手の同情や理解に訴えながら、切実に願い出ること。悲しみや苦しみをにじませて事情を述べ、どうにか望みを聞き入れてもらおうと強く頼むさまをいう。由来
「哀訴」は哀れみを誘うように訴えること、「嘆願」は事情を述べて願い出ること。意味の近い二語を重ね、切実さを強めた漢語的表現である。特定の中国古典に由来する成語ではなく、成立時期は不詳だが、近世末から近代以降の請願・陳情の文脈で広く用いられたと考えられる。備考
文章語・改まった表現で、日常会話では「必死にお願いする」「泣きつく」などが自然。やや古風で、弱い立場から切実に頼む場面に使われやすい。例文
- 住民たちは道路計画の見直しを求め、市長に哀訴嘆願した。
- 彼女の哀訴嘆願にもかかわらず、会社の処分は覆らなかった。
- 農民たちは年貢の軽減を願って、役所へ哀訴嘆願に赴いた。
- 子どもを助けてほしいという母親の哀訴嘆願に、周囲は胸を打たれた。
- 何度も哀訴嘆願するより、具体的な改善案を示したほうが説得力がある。
類義語
- 懇願
- 嘆願
- 哀願
- 哀訴
- 泣訴
- 陳情
- 請願
対義語
- 命令
- 強要
- 拒絶
- 断固拒否