君臣一体
読み方
くんしん いったい意味
君主と臣下、または上に立つ者と従う者が、心や利害を一つにして固く結びついていること。統治者と家臣・部下が対立せず、同じ目的に向かって協力する理想的な関係を表す。由来
「君臣」は君主と臣下、「一体」は一つのからだのように分かちがたい関係を意味する。儒教的な君臣関係の思想に基づく語で、古代中国の政治思想に由来するが、四字句としての成立時期は不詳。日本では武家社会や近世・近代の政治的文脈で用いられた。備考
現代の日常会話ではあまり使わず、歴史・政治思想・武家社会などを述べる文章で用いられる。封建的な響きを伴うことがある。例文
- 戦国の世にあっても、あの家は君臣一体となって難局を乗り越えた。
- 藩主と家臣が君臣一体で改革に取り組んだため、財政は次第に立て直された。
- 君臣一体の精神を強調する演説は、当時の政治思想をよく反映している。
- 主君だけが独断で進めるのではなく、君臣一体の協力があってこそ国は治まる。
- 歴史小説では、君臣一体の忠義を尽くす家臣たちの姿が印象的に描かれている。
類義語
- 上下一心
- 一心同体
- 君民一体
- 一致団結
対義語
- 君臣不和
- 君臣離反
- 上下離反