吐故納新
読み方
とこ のうしん意味
古いものを吐き出し、新しいものを取り入れること。もとは古い空気を吐き、新鮮な空気を吸う養生法を指し、転じて、古い習慣・制度・考え方などを改め、新しいものを採用して物事を活性化させる意味で用いられる。由来
中国の古典『荘子』刻意篇に見える「吐故納新」に由来する。古い気を吐き、新しい気を取り入れる呼吸・養生法を述べた語で、『荘子』の成立はおおむね中国戦国時代後期から前漢初期(紀元前4〜前2世紀ごろ)とされるが、篇ごとの成立年は確定しない。備考
日常会話ではやや硬い表現。政治・経営・文化改革などで、古いものを単に否定せず、新しい要素を取り入れる文脈に合う。例文
- 老朽化した組織を立て直すには、吐故納新の姿勢で人事制度を見直す必要がある。
- 伝統を守るだけでなく、吐故納新によって時代に合った祭りの形を探っている。
- 新社長は就任演説で、会社の吐故納新を進め、若い発想を積極的に取り入れると述べた。
- この町は古い商店街の良さを残しつつ、吐故納新で観光客を呼び込む新しい仕組みを作った。
- 研究分野が発展するためには、過去の成果を尊重しながらも吐故納新を恐れない態度が大切だ。
類義語
- 革故鼎新
- 除旧布新
- 新陳代謝
- 刷新
- 一新
対義語
- 因循守旧
- 旧態依然
- 墨守成規
- 保守退嬰