同甘共苦
読み方
どうかん きょうく意味
喜びや利益を一緒に味わい、苦しみや困難も共に引き受けること。仲間・夫婦・組織などが、良い時も悪い時も運命を分かち合い、支え合う関係を表す。由来
中国の古典に由来する語。直接の典拠としては『戦国策』燕策一の「燕王、死を弔い生を問ひ、百姓と其の甘苦を同じくす」という趣旨の記述が挙げられる。『戦国策』は前漢末、紀元前1世紀ごろに劉向が編纂したとされる。甘いもの=楽しみ・利益、苦いもの=苦難を共にする意から成立した。備考
やや硬い表現で、演説・文章・ビジネスの訓示などに向く。日常会話では「苦楽を共にする」の方が自然なことが多い。例文
- 創業期の苦しい時代を同甘共苦してきた仲間だからこそ、今でも強い信頼で結ばれている。
- 夫婦は順調な時だけでなく、病気や失業の時にも同甘共苦する覚悟が必要だ。
- 地域の復興には、行政と住民が同甘共苦の精神で取り組むことが欠かせない。
- 彼は部下に成果だけを求めるのではなく、現場で同甘共苦する上司として慕われている。
- 留学中に同甘共苦した友人とは、帰国後も家族のような付き合いが続いている。
類義語
- 苦楽を共にする
- 患難与共
- 休戚与共
- 同苦同楽
- 一心同体
対義語
- 利己主義
- 自分本位
- 同床異夢
- 各自勝手