同気連枝
読み方
どうき れんし意味
同じ親から生まれた兄弟姉妹、またその深い結びつきや親愛の情をいう。一本の木から枝が連なって伸びるように、血縁で結ばれた者同士は根本を同じくし、互いに助け合うべき関係にある、という意味を含む。由来
中国・南朝梁の周興嗣が作った『千字文』に「孔懐兄弟、同気連枝」と見える語。『千字文』の成立は正確な年は不明だが、6世紀前半ごろとされる。「同気」は同じ気を受けて生まれること、「連枝」は一本の幹から枝が連なることを表し、同じ父母から生まれた兄弟を木の枝にたとえた。備考
現代の日常会話ではかなり硬い文章語。主に兄弟姉妹や血縁の結びつきを格調高く表すが、比喩的に親しい同類・同志にも用いられることがある。例文
- 兄と私は進む道こそ違ったが、困ったときには同気連枝の情で必ず支え合ってきた。
- 遺産をめぐって対立した二人だったが、母の病をきっかけに同気連枝であることを思い出した。
- 彼女は弟の合格を自分のことのように喜び、同気連枝の絆の強さを周囲に感じさせた。
- 遠く離れて暮らしていても、姉妹の間には同気連枝の思いが変わらず息づいている。
- 会社の後継をめぐる争いはあったものの、最後には兄弟が同気連枝として協力する道を選んだ。
類義語
- 連枝同気
- 兄弟同胞
- 骨肉之親
- 手足之情
対義語
- 兄弟鬩牆
- 骨肉相争
- 骨肉相食