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右文左武

読み方

ゆうぶん さぶ

意味

学問・文化・文治を重んじ、軍事・武力・武事を軽んじること。政治や社会の運営において、武力による支配よりも、教育・礼法・法制度・文官による統治を上位に置く態度をいう。

由来

中国の官制・価値観に由来する語。「右」は尊ぶ、「左」は下位に置く意で、「文を右にし、武を左にす」と読む。特に北宋(960〜1127年)の文治主義・右文政策を説明する語として用いられるが、この四字熟語としての初出年は不詳。

備考

「右」を上位、「左」を下位と見る中国的発想に基づく。日本では左右の尊卑が時代・制度で異なるため、字面だけで判断しにくい語。

例文

  • その王朝は右文左武を国是とし、科挙によって登用した文官を政治の中心に据えた。
  • 右文左武の風潮が強まると、軍備の維持よりも学校や書院の整備に予算が回された。
  • 平和な時代には右文左武が理想とされたが、外敵の侵入に対しては弱点にもなり得た。
  • 彼の改革は、武力で威圧する政治から右文左武の政治へ転換する試みだった。
  • 歴史の授業で、宋代の特徴として右文左武の体制が取り上げられた。

類義語

  • 文治主義
  • 右文政策
  • 偃武修文
  • 文を尊び武を軽んず

対義語

  • 尚武軽文
  • 右武左文
  • 武断主義
  • 武断政治

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