古今未聞
読み方
ここん みもん意味
昔から今に至るまで一度も聞いたことがないほど珍しいこと。常識や前例を超えた出来事・事件・行為を、驚きや非難を込めていう。ほぼ「前代未聞」。由来
「古今」は昔と今、また昔から今まで、「未聞」は「いまだ聞かない」の意。漢文の語法に基づく二つの漢語を合わせ、「歴史を通じて聞いたことがない」とした表現である。特定の故事や明確な初出は確認しにくく、成立年代は不詳。中国古典・漢文体の語法の影響を受けた漢語表現として、近世以降の日本語の文章語にも見られる。備考
「前代未聞」より使用頻度は低く、やや硬い文章語。驚き・非難・称賛のいずれにも使えるが、誇張表現になりやすい。例文
- 新入社員が初日から社長に直談判するとは、古今未聞の大胆さだ。
- 決勝戦が大雪で三度も延期されるなど、古今未聞の事態になった。
- この寺の本尊が盗まれた事件は、村人にとって古今未聞の不祥事だった。
- 彼の発明は、当時の科学界では古今未聞と評された。
- 試験中に停電し、全員が翌日再受験するという古今未聞の措置が取られた。
類義語
- 前代未聞
- 未曾有
- 古今未曾有
- 空前絶後
- 空前
- 史上初
対義語
- 日常茶飯事
- 平凡
- ありふれたこと
- 月並み
- 陳腐