口是心非
読み方
こうぜ しんひ意味
口ではもっともらしく賛成・肯定しているが、心の中では反対していること。言葉と本心が一致せず、うわべだけ取り繕う態度や、表向きの発言と内心が食い違っているさまをいう。由来
中国の古典に由来する語で、一般に東晋時代の葛洪『抱朴子』などに見える表現とされる。成立はおおむね4世紀頃。「口」は言葉、「是」は正しい・よしとすること、「心非」は心の中では否定することを表す。備考
日常会話より文章語・評論調で用いられることが多い。単なる嘘よりも、「表向きは肯定し内心は否定する」という二重性を強調する語。例文
- 彼の謝罪は口是心非で、本心では反省していないように見えた。
- 会議では賛成と言いながら、あとで陰口を言うのは口是心非というものだ。
- 口是心非の態度では、どれほど丁寧な言葉を使っても相手の信頼は得られない。
- 上司に合わせて賛同したが、内心では納得しておらず、まさに口是心非だった。
- 政治家の発言が口是心非だと受け取られ、支持者の間にも不信感が広がった。
類義語
- 面従腹背
- 二枚舌
- 表裏不一致
- 内心と発言が食い違うこと
対義語
- 心口一致
- 言行一致
- 表裏のない態度
- 誠心誠意