参差不斉
読み方
しんし ふせい意味
長さ・大きさ・形・配列などがそろわず、でこぼこして整っていないこと。物の並びや構成が不均一で、秩序や統一感に欠ける状態をいう。由来
「参差」は長短・高低などが入り交じって不揃いなさま、「不斉」は整っていないこと。語源は中国古典語にあり、「参差」は『詩経』周南「関雎」の「参差たる荇菜」に見える語で、成立は紀元前11〜6世紀ごろとされる。ただし「参差不斉」という四字句としての初出年は未詳。備考
日常会話ではあまり使われず、文章語・評論調の硬い表現。単に悪い乱雑さだけでなく、自然な不揃いさを描写する場合にも用いられる。例文
- 古い町並みには、参差不斉な屋根の高さが独特の趣を添えている。
- 各部署から提出された資料は形式が参差不斉で、集計に時間がかかった。
- 参差不斉に植えられた木々が、かえって自然な景観を生み出している。
- この原稿は見出しや表記が参差不斉なので、公開前に統一する必要がある。
- 棚に並んだ本の背丈が参差不斉で、几帳面な彼にはどうにも気になった。
類義語
- 不揃い
- 不均一
- ばらばら
- 凸凹
- 参差錯落
- 乱雑無章
対義語
- 一糸不乱
- 整然一律
- 整然秩序
- 均整調和
- 整然整列