厳正中立
読み方
げんせい ちゅうりつ意味
厳格で公正な態度を保ち、対立するどの側にも味方せず、利害や感情に左右されずに中立の立場を守ること。政治・報道・審判・調査などで、公平性や客観性が強く求められる場面に用いられる。由来
特定の故事や古典に由来する成語ではなく、「厳正」(厳格で公正なこと)と「中立」(どちらの側にも偏らないこと)を組み合わせた漢語表現。初出年は不詳だが、近代以降、特に明治期以後の政治・外交・法律・報道などの文脈で用いられるようになったと考えられる。備考
「中立」だけよりも、公平さを厳格に守る姿勢が強調される。政治・司法・報道など公的場面で使われやすく、日常会話ではやや硬い表現。例文
- 選挙管理委員会には、厳正中立な立場で投票手続きを監督する責任がある。
- 審判は両チームの抗議に動じず、最後まで厳正中立に判定を下した。
- 報道機関が厳正中立を掲げるなら、事実と意見を明確に分けて伝えるべきだ。
- 第三者委員会は、会社側にも被害者側にも偏らない厳正中立な調査を約束した。
- 国際紛争の仲介役を務めるには、関係国から厳正中立であると信頼されなければならない。
類義語
- 公平無私
- 公明正大
- 不偏不党
- 中正公平
- 厳正公平
対義語
- 依怙贔屓
- 不公平
- 偏向
- 片手落ち
- 一方加担