博覧多識
読み方
はくらん たしき意味
広く書物を読み、多方面にわたる知識を豊富に持っていること。また、そのような人をいう。単に知識量が多いだけでなく、幅広い分野に通じている知的な人物をほめる表現。由来
「博覧」は広く書物や文献を読むこと、「多識」は多くのことを知っていることを表す漢語。古代中国以来の漢文語彙に基づく成語だが、「博覧多識」としての明確な初出年・出典は不明。日本では漢籍教養を重んじた近世以降にも知識人を評する語として用いられた。備考
主に人物の知識の広さを称賛する硬い表現。日常会話より文章語・評論・紹介文で使われやすい。「博覧強記」は記憶力の強さも含む点が異なる。例文
- 祖父は歴史から植物学まで詳しい博覧多識の人だった。
- 彼女の講義は博覧多識ぶりが随所に表れ、聞く者を飽きさせない。
- 博覧多識であるだけでなく、彼は難しいことを平易に説明する力も持っている。
- 編集者には、作家の意図を理解するための博覧多識が求められることがある。
- その評論家は博覧多識を生かし、文学作品を社会背景と結びつけて論じた。
類義語
- 博学多識
- 博覧強記
- 博聞強記
- 博学多才
- 博識多才
対義語
- 浅学非才
- 不学無術
- 無知蒙昧
- 孤陋寡聞
- 一知半解