博古通今
読み方
はっこ つうこん意味
昔の事柄に広く通じ、同時に現代の事情にも深く明るいこと。古典や歴史の知識だけでなく、それを現在の社会・実務・判断に結びつけられるような、幅広く奥行きのある学識をいう。由来
中国の史書『晋書』石崇伝に見える「君侯博古通今…」に由来するとされる。『晋書』は唐代の648年ごろ成立。字義は「博古」が古い時代の事物を広く知ること、「通今」が今の事柄に通じること。備考
人物の学識を高く評価する硬い表現。日常会話より、文章・評論・紹介文などで用いられる。「博古知今」と近い意味。例文
- あの教授は古代史から現代政治まで語れる、まさに博古通今の学者だ。
- 博古通今の人材でなければ、伝統産業を現代の市場に合わせて再生するのは難しい。
- 彼の評論は博古通今で、古典の引用が現代社会の分析に自然につながっている。
- 博古通今を自任するなら、過去の知識を並べるだけでなく、今の課題にも答えを示すべきだ。
- 祖父は郷土史にも最新技術にも詳しく、家族から博古通今の人と呼ばれている。
類義語
- 博古知今
- 博覧強記
- 博学多才
- 博識多才
- 古今通覧
対義語
- 無知蒙昧
- 浅学非才
- 不学無術