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千載一時

読み方

せんざい いちじ

意味

千年に一度しか訪れないほど、非常にまれで貴重な機会のこと。特に、逃せば二度と得られないかもしれない絶好の好機を指す。「千載一時の好機」のように用いる。

由来

「千載」は千年・非常に長い年月、「一時」は一度の時機を表す漢語で、「長い年月に一度だけの時」という意味から生じた表現。正確な初出は不詳だが、同義の「千載一遇」は中国・東晋の袁宏『三国名臣序賛』(4世紀)に由来し、後に『文選』(6世紀成立)にも収められ、日本でも古くから類義表現として用いられた。

備考

現在は「千載一遇」のほうが一般的だが、「千載一時」も同義の四字熟語として用いられる。文章語的で、日常会話ではやや硬い印象を与える。

例文

  • 海外の名門研究所から共同研究の誘いが来たのは、彼にとって千載一時の好機だった。
  • この市場が急成長している今こそ、わが社が参入する千載一時の機会だ。
  • 監督は新人投手に、千載一時の舞台だから思い切って投げろと声をかけた。
  • 長年探していた資料が古書店で見つかり、私は千載一時とばかりに購入を決めた。
  • 千載一時のチャンスを逃さないため、彼女は迷わず留学を決断した。

類義語

  • 千載一遇
  • 絶好の機会
  • またとない好機
  • 一世一代の機会
  • 好機到来

対義語

  • 日常茶飯事
  • ありふれた機会
  • 平凡な出来事
  • いつものこと

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