千端万緒
読み方
せんたん ばんしょ意味
物事の糸口・筋道・要素が非常に多く、複雑に入り組んでいること。解決すべき事柄や考えるべき点が多方面にわたり、簡単には整理できない状態をいう。由来
中国古典に由来する漢語「千端萬緒」から来た表現とされるが、特定の初出年・初出文献は不詳。「千」「万」は数の多さ、「端」「緒」は物事の端緒・糸口を表し、糸口が千も万もあるように入り組んだ状態をたとえたもの。日本での定着時期も明確ではない。備考
硬い文章語で、日常会話では「複雑」「多岐にわたる」が一般的。「千」「万」は実数ではなく、多さを強調する語。例文
- 震災後の復興計画は、住宅、雇用、交通など千端万緒の課題を抱えている。
- 新規事業の立ち上げには、資金調達から人材確保まで千端万緒にわたる準備が必要だ。
- 事件の背景は千端万緒で、一つの原因だけでは説明できない。
- 年度末は会計処理や引き継ぎが重なり、仕事が千端万緒を極める。
- 彼女は千端万緒の思いを胸に、十年ぶりに故郷へ戻った。
類義語
- 千緒万端
- 複雑多岐
- 多事多端
- 錯綜複雑
- 種々雑多
対義語
- 単純明快
- 簡単明瞭
- 一目瞭然