千磨百錬
読み方
せんま ひゃくれん意味
何度も磨き、何度も鍛えること。転じて、学問・技芸・人格・精神などを長い時間をかけて厳しく鍛え上げ、十分に練り高めることをいう。努力と修練を繰り返して熟達するさま。由来
「千」は回数の多さ、「磨」は磨くこと、「百」は多くの回数、「錬」は金属を火で鍛えて質を高めることを表す。金属を繰り返し鍛錬して強くする比喩から、人の技能や精神を磨き上げる意味になった漢語的表現。特定の古典の一節に由来するかは不明で、成立年代も不明。日本では近世以降の漢文調表現・四字熟語として用いられている。備考
「百錬千磨」と語順を逆にした形もよく使われる。日常会話より文章語・スローガン・武道や職人技の文脈で用いられやすい。例文
- 彼の剣道の強さは、千磨百錬の稽古によって培われたものだ。
- 千磨百錬を重ねた職人の手つきには、一切の無駄がない。
- 若いころの失敗も、今思えば千磨百錬のための貴重な経験だった。
- この作品は、作者が何度も推敲し、千磨百錬の末に完成させた。
- 千磨百錬の精神で研究を続ければ、必ず独自の成果にたどり着ける。
類義語
- 百錬千磨
- 鍛錬研磨
- 切磋琢磨
- 刻苦勉励
- 精進努力
対義語
- 一朝一夕
- 浅学菲才
- 未熟未練
- 粗製濫造