千恩万謝
読み方
せんおん ばんしゃ意味
数えきれないほどの恩を受け、それに対して心から深く感謝すること。「千」「万」は数が非常に多いことを表し、相手の厚意や支援への強い謝意を表す改まった表現。由来
特定の故事に基づく成語ではなく、「千」「万」で非常に多いことを示し、「恩」と「謝」を組み合わせた漢語的表現。中国語にも同形の「千恩万謝(千恩万谢)」があり、強い感謝を表す。日本での成立年代や初出は未詳で、近世以降に漢語表現として用いられたと考えられる。備考
非常に改まった、やや文語的な表現。日常会話よりも礼状・挨拶・スピーチなどで使われやすい。感謝を大げさに強調する語なので、軽い場面では不自然なこともある。例文
- 災害時に助けてくださった皆様には、千恩万謝の思いでいっぱいです。
- 留学中に面倒を見てくれた先生に対し、彼は千恩万謝の手紙を送った。
- 会社の危機を救ってくれた取引先には、社長以下一同、千恩万謝している。
- 祖母は近所の人々の親切に千恩万謝し、何度も頭を下げた。
- このたびのご支援につきましては、千恩万謝申し上げます。
類義語
- 感謝感激
- 感恩戴徳
- 恐悦至極
- 深謝
- 多謝
対義語
- 忘恩負義
- 恩知らず
- 恩を仇で返す
- 背恩棄義