千奇百怪
読み方
せんき ひゃっかい意味
非常に奇妙で怪しいこと、また、奇怪な物事がさまざまに入り交じっていることをいう。常識では理解しにくい現象・出来事・話などを、やや硬い表現で強調するときに用いられる。由来
「千」「百」は数が多いことを表し、「奇」「怪」は珍しく不思議で怪しいことを表す。多種多様な奇怪さを重ねて強調した漢語表現。中国の成語に由来し、明代の通俗文学(17世紀頃)には類似の用例が見られるが、厳密な初出は不明。日本では漢籍・漢語を通じて受容された。備考
文章語的でやや硬い表現。日常会話では「とても奇妙」「不思議だ」などと言うことが多い。怪談・幻想文学・事件描写と相性がよい。例文
- その古い屋敷には、夜になると千奇百怪な物音が響くという噂がある。
- 彼の小説には、千奇百怪の人物や事件が次々に登場する。
- 調査を進めるほど、事件の背景は千奇百怪な様相を帯びてきた。
- 博物館の奥には、世界各地から集められた千奇百怪な仮面が並んでいた。
- ネット上には、真偽の分からない千奇百怪な情報があふれている。
類義語
- 奇奇怪怪
- 奇怪千万
- 怪奇千万
- 不可思議
- 奇想天外
対義語
- 平凡陳腐
- 平穏無事
- 尋常一様
- 単純明快