千変万状
読み方
せんぺん ばんじょう意味
物事の姿・状態・様子が、非常に多くの形に移り変わること。自然の景色、表情、情勢、市場の動きなどが、一定せず多彩に変化するさまをいう。「千」「万」は数がきわめて多いことを表す。由来
「千」は多くの変化、「万」は多くの状態を表し、「変」は変わること、「状」は姿・ありさまの意。漢語の対句的な成語で、「千変万化」「千態万状」と同系統の表現と考えられる。特定の古典出典や成立年は未詳。日本では漢文調・文章語として用いられてきた。備考
「千変万化」より使用頻度は低く、やや文章語的。「状」は姿・状態の意で、変化そのものより“さまざまなありさま”を強調する。例文
- 夕日に照らされた雲は、風に流されながら千変万状の景色を見せた。
- 消費者の好みは千変万状なので、同じ商品企画を続けるだけでは通用しない。
- 彼女の表情は台詞の一つ一つに合わせて千変万状に変わり、観客を引き込んだ。
- 国際情勢は千変万状で、昨日の常識が今日には通じないこともある。
- この庭園は季節や時間帯によって千変万状の趣を帯びる。
類義語
- 千変万化
- 変幻自在
- 千態万状
- 七変化
- 多種多様
対義語
- 一定不変
- 固定不変
- 一様不変
- 千篇一律
- 単調一律