勤倹貯蓄
読み方
きんけん ちょちく意味
まじめに働き、むだ遣いをせず、収入の一部を蓄えること。勤勉さと倹約によって生活を安定させ、将来に備えるという生活態度や道徳的な心がけを表す。由来
「勤倹」は勤勉で倹約すること、「貯蓄」は金品をたくわえることを表す漢語で、二語を重ねた近代的な成句。典拠となる古典や成立年は不明だが、日本では明治時代後期から大正・昭和初期にかけ、国家や学校・企業が奨励した生活徳目・標語として広く用いられた。備考
現代ではやや硬く古風な響きがあり、道徳教育・社史・戦前の標語などで見かける。単なる節約ではなく、勤勉に働く姿勢も含む。例文
- 祖父は若いころから勤倹貯蓄を心がけ、定年後も困らないだけの資金を残した。
- 会社の創業者は、派手な投資よりも勤倹貯蓄を重んじる堅実な経営者だった。
- 収入が増えても生活水準を急に上げず、勤倹貯蓄に努めることが大切だ。
- 戦前の教科書には、勤倹貯蓄を国民の美徳として説く文章が多く見られる。
- 彼女は勤倹貯蓄を実践し、毎月少額でも必ず積み立てを続けている。
類義語
- 勤倹節約
- 質素倹約
- 勤勉倹約
- 倹約貯蓄
- 節衣縮食
対義語
- 浪費散財
- 奢侈浪費
- 放蕩三昧
- 贅沢三昧