勇猛精進
読み方
ゆうみょう しょうじん意味
困難を恐れず、強い意志と勢いをもって修行や仕事・学問などに一心に励むこと。本来は仏道修行に勇敢に打ち込む意を表し、転じて、目標に向かって全力で努力し続ける態度をいう。由来
仏教語に由来する。漢訳仏典『妙法蓮華経(法華経)』序品に「勇猛精進」の句が見え、鳩摩羅什訳は中国・後秦の弘始8年(406年)頃とされる。「勇猛」は強く勇ましい心、「精進」は仏道修行に励むことを表し、日本には飛鳥〜奈良時代以降、法華経などの受容とともに広まった。備考
一般語の「勇猛」は多く「ゆうもう」と読むが、この仏教語では伝統的に「ゆうみょう」と読む。やや硬く、訓示・宗教・自己修養の文脈で使われやすい。例文
- 僧たちは夜明け前から読経と作務に励み、日々勇猛精進している。
- 彼は医師になる夢をかなえるため、誘惑に負けず勇猛精進を続けた。
- 社長は新事業の成功に向けて、社員一同が勇猛精進するよう訓示した。
- 一度の失敗で落ち込むより、原因を見直して勇猛精進することが大切だ。
- 師匠は弟子に、名声を求めるのではなく、人の役に立つ技を磨くため勇猛精進せよと諭した。
類義語
- 刻苦勉励
- 奮励努力
- 粉骨砕身
- 勇往邁進
- 一意専心
対義語
- 懈怠
- 怠惰
- 不精
- 無為徒食
- 遊惰放逸